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メルクリンミニレイアウト作成日記 その⑥「施工」 パート2「ホーム基礎工事」 [メルクリンミニレイアウト作成日記]

今日は駅ホームレベルの嵩上げを行いました。

このレイアウトのホームはメルクリンCトラック対応のKibri製品番9556を
使用しているのですが、ホームレベルがCトラックのレールレベルとほぼ
同じ高さになっていて以前から少し違和感をおぼえていました。
このような低いプラットホームというのは、DBのローカル線では実際に
存在すると思うのですが、モデルでは客車の扉ステップの位置を考えても
低すぎるように見えるので5ミリほど地面レベルの基礎を上げ、ホーム
レベルを高くしてみました。

これは嵩上げ前の状態です。
RIMG0669.JPG
見えにくいですが、客車の扉ステップ最下段との間が開きすぎていて、
お年寄りなどのお客さんは乗車に一苦労しそうです(汗)

こちらが嵩上げ後の状態です。
RIMG0674.JPG
RIMG0672.JPG
嵩上げした事により車両とホームが走行時に干渉する恐れがあったので、
試運転をしながら建築限界をチェックしてベストな位置で固定する必要が
ありました。
この状態で、客車の扉ステップ最下段とほぼ同じ高さになりました。
VT98レールバスにおいては、扉位置と偶然にも同じ高さになっています。


せっかくなので基礎をカーブ部分まで延伸し、たまにやってくる3両編成も
停車出来るように乗降スペースを確保してみました。
RIMG0676.JPG
使用したスチロール材の表面が良い感じだったので、直接アスファルトカラー
を筆塗りしています。固定後にバラストを撒いて作業終了です。

既製品をそのまま使用しても良いのですが、技術力は無いなりにもこうして
手を加えていくことでオリジナルの世界を創り出していくのも模型の楽しさ
のひとつだと思います。

ではまた!

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Akira

こんにちは、autounionさん。

中々、素晴らしい発想です。CレールやMレールは道床があるので、そのままだと、レール面(これを専門用語でSOと言います)とほぼ同じ高さになり、違和感があります。一方で実際のホームの高さはSOから380mmや450mm、また550mmなどがドイツではあります(高さがまちまちなのは、王国鉄道時代の名残です)今は、大体550mmに統一されているようですが、ICEの停車するホームはもう少しかさ上げしていると思いました。
一般的には、550mmなのでこれをH0で計算するとSOから約6,3mm高いところにホーム高があるということで、画像で見る限り良い線をいっているのではないかと思いました。ホームの高さ調節は、ほんの少しの気遣いで実感効果の高いものになりますね。
by Akira (2010-01-23 15:46) 

autounion

Akiraさま

こんにちは!
貴重な情報をありがとうございます!
ホーム高の問題については、我が家2階のレイアウトを作っている時から「何だか微妙…」と思っていて、今回は思いきってチャレンジしてみました。
道床付レールは使い勝手が良いのですが、やはりレイアウト作成向きでは無いなぁと改めて思いました。

DBに乗った時は大きな駅しか使わなかったですが、それでも駅によってホームの高さが違うなぁと感じたのは全ての駅で高さが同じな訳ではなかったのですね♪
教えて頂いた数値にハッと思い、定規で測ってみたらSOから6ミリちょっとでした~☆
ホーム高と車両のステップも絶妙な位置なので、車両モデルも走行重視とはいえ想像以上に正確に作られている事を再認識です。
by autounion (2010-01-23 16:57) 

COCO

autounion さん、こんにちは。

ホームの嵩上げ、実は自分もやりたいと思っていました。(高さの違和感については拙ブログでも書いたことがあります)やはり見栄えが断然よくなりますね。
今回autounion さんが嵩上げしたのはKibriのホーム(38mm幅で複線間隔に丁度収まるもの)ですね?当レイアウトでも3駅中の1駅はこれなので応用できそうです。残り2駅Fallerのホームは底面は38mmですが逆台形状に上方が広がっており、ホーム面が48mm幅なのです。こちらは少しでも嵩上げすると台車に接触、お手上げです。ホーム上の建造物も車両限界ぎりぎりです。あとは複線間隔を広げるしかありません…。
by COCO (2010-01-23 18:11) 

深山苧環

こんばんは

私もMレール→Cレールと移行してきたのですが,Mレールの頃に作った駅(もどき)には発泡スチロールを切り抜いたホームを設置した覚えがあります.
電車・気動車普及後の日本の鉄道しか知らなかったので,ホームとドアの高さをピッタリにあわせた記憶があります.

現在構想中(妄想中)の駅セクションではKレールの使用を考えていたのですが,工夫次第でCレールが十分使えるのですね.
大変参考になります.ありがとうございます.
ところで,嵩上げ工事は当然ホームを剥がしてからおこなったのですよね?
大工事ではなかったですか?

それにしても…
SOから550㎜と言っても,車輌床面まではまだ高低差がありますよね.
ステップがあるにしても,ドイツの人は「よっこらしょっ」と言って列車に乗り込んでいるのでしょうか.
by 深山苧環 (2010-01-23 21:48) 

autounion

COCOさま

こんばんは。
僕以外にも既製品ホームキットの高さに違和感を感じた方がいてくれてホッとしました(笑)
結果は写真の通りで、モディファイする価値は充分あると思います。
ファーラーのものは逆台形をしているのですかぁ…それは知りませんでした。僕が行った方法はちょっと使えなそうですね(汗)しかしながら、ファーラーやフォルマーのプラットホームキットには魅力的な製品が多いのも事実ですし、屋根やその他パーツを流用してホーム部分のみ自作というのもアリかもです!
by autounion (2010-01-23 23:05) 

autounion

深山さま

こんばんは。
僕も初めてDBに乗った時には、こんなにホームとの段差があるのかと衝撃的でした。レールがすごく近くに見えるし、隣のホームにもそのまま渡ってしまいたくなる程度のものでしたよ。

本格的なレイアウトを作るなら、やはりKトラックのような道床のないレールを使う方がベターだと思いますが、リアルな表現が出来る分、手間もかかるし力量も問われるので僕はCトラックで充分だなぁと思っています。
嵩上げ工事ですが、レイアウト設計時からこの事について考えていたので仮置きしたままにしておいたので大丈夫でした♪
もし固定した後に作業をしようとしたら…途中で挫折したと思います(笑)

僕が実際に乗車したDBのIC客車ですが、フランクフルト中央駅でさえ床面とツライチではなかったので重いスーツケースを載せるのも一苦労でした(汗)

by autounion (2010-01-23 23:25) 

阿亮

はじめまして。いつもブログを拝見しております。

私が以前購入したKibriの駅舎とホームがたまたまautounionさんのレイアウトのものと一緒でした(笑)私のところは仮設レイアウトですが、いろいろ参考にさせていただきたいと思っています。

ホームの高さ、たしかに私も低いと思っていました。私の二軸客車は車幅が広いので、C-track脇にそのまま設置すると、ホームの屋根が車両にぶつかってしまいます。なので私もかさ上げは必要と思っていました。5mmの高さ、私も試してみます!

どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。



by 阿亮 (2010-01-24 02:56) 

autounion

阿亮さま

こんにちは!
書き込みありがとうございます☆
このホームキットは多くの方が使ってらっしゃるようですね。

ブログを拝見しておりますが、固定式でないのであれば、スチロールではなくプラ板とプラ角材を使って強度のある土台を作ると持ち運びにも耐えられるかもしれませんね♪
土台はグレーに塗装してしまえば、バラストで隠れなくても見栄えが悪くなったりすることもないでしょう。

我が家の本レイアウトのホーム屋根も、確かに車体幅の大きい
車両だとギリギリもしくは擦りながら通過していきます。
既に固定してしまった後に気づいたので改修も出来ず…トホホです(涙)
by autounion (2010-01-24 12:58) 

hioka

Autounionさん、まいど(人´∀`).☆.。.:*・゚

我が家もかさ上げを企んでいますが、まだ土台作ってないし後回しに(;´Д`)
私のプランではプラ板であげようと企んでいますが、う〜ん、これもいいなぁ・・・
by hioka (2010-01-24 22:25) 

autounion

hiokaさま

やはり皆さん同じように考えているのですなぁ(汗)
固定化の計画があるhiokaさんなら、とりあえずでもスチロールで充分かもですね♪
1枚500円近くするのがちょっと勿体無いけど、使用したのはWoodland製のボードで粉も殆ど出ないから使いやすいですよ☆
by autounion (2010-01-24 23:08) 

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