SBB Cargo Am842 101-8 #37643 [Diesel Lok]
BLS185.5の到着を前に、念願だったSBB Cargo のAm842形DLがやってきました。
この車両は国内の中古取扱店にて見つけたもので、新車ではないのですが以前から欲しくてたまらなかったモデルであり、悩む事無く納車手続きを行った次第です。
それでは、久しぶりにメルクリンのモデルインプレッションを書いてみようと思います。今回は以前我が家にやってきた、R4Cの1201と比較してみます。
SBB CargoのAm842。Vossloh社製のMak1000BBという車両です。
車番は101‐8。実車は2003年12月に納車され、2006年11月にドイツHGKへ譲渡されるまでの3年程度という短い期間だけ使用されました。 入換機のようなデザインながら、最高速度は100km/h。
既に入線済みのR4C1201と並べてみます。R4CはMak1206で、Mak1000BBよりも高出力のエンジンを搭載した車両です。果たしてその違いやいかに・・・
まずはボンネット周りから。一見、塗装違いだけのように見えますが・・・
ディテールはきちんと造り変えられていました。R4C1201はファンが2個ですが、Am842は1個。よってその周辺も全く違うものになっており、また、実車に搭載されるエンジンの違いからか太さも異なっていて非常にリアルに再現されています。ちなみにR4C1201はキャタピラーエンジンで、Am842はMTUエンジンだそうです。
サイドも・・・
ルーバーの形状も異なっていました。ボディは完全新規金型にて製作されているようです。
細かいところを見ると、手摺の根元部分の太さが違っていたり・・・これも実車同様?
フロント周り。
Am842は手摺とボディが同色の為、写真では解りづらいのですがR4Cとは形状が異なっています。オデコには白いアンテナももちろん搭載済み。
その他。
マフラー根元にご注目。Am842は太くなっています。ちょっと見ただけでは見落としてしまいそうな、こんな所まで造りわけているなんて・・・(汗)
総評・・・
手元にやってくるまでは、ディテールの差異はせいぜい塗装違い程度だろうと思っていたのですが、キャブや下回り以外は殆ど造り変えられていて本当に驚いてしまいました。購入して良かったなと改めて思いました。
走行重視のメルクリンといえど、こうして細かいところまでディテールに拘った製品をリリースしてくれるのはユーザーにとっては嬉しいかぎり。会社の状況は決して良くないのかもしれませんが、今後も末永く頑張っていただきたい!
実車は殆ど本線運用に就くことはなさそうなのですが、我が家ではRe421と供に現役で頑張ってもらおうと思います。
ではまた!
この車両は国内の中古取扱店にて見つけたもので、新車ではないのですが以前から欲しくてたまらなかったモデルであり、悩む事無く納車手続きを行った次第です。
それでは、久しぶりにメルクリンのモデルインプレッションを書いてみようと思います。今回は以前我が家にやってきた、R4Cの1201と比較してみます。
SBB CargoのAm842。Vossloh社製のMak1000BBという車両です。
車番は101‐8。実車は2003年12月に納車され、2006年11月にドイツHGKへ譲渡されるまでの3年程度という短い期間だけ使用されました。 入換機のようなデザインながら、最高速度は100km/h。
既に入線済みのR4C1201と並べてみます。R4CはMak1206で、Mak1000BBよりも高出力のエンジンを搭載した車両です。果たしてその違いやいかに・・・
まずはボンネット周りから。一見、塗装違いだけのように見えますが・・・
ディテールはきちんと造り変えられていました。R4C1201はファンが2個ですが、Am842は1個。よってその周辺も全く違うものになっており、また、実車に搭載されるエンジンの違いからか太さも異なっていて非常にリアルに再現されています。ちなみにR4C1201はキャタピラーエンジンで、Am842はMTUエンジンだそうです。
サイドも・・・
ルーバーの形状も異なっていました。ボディは完全新規金型にて製作されているようです。
細かいところを見ると、手摺の根元部分の太さが違っていたり・・・これも実車同様?
フロント周り。
Am842は手摺とボディが同色の為、写真では解りづらいのですがR4Cとは形状が異なっています。オデコには白いアンテナももちろん搭載済み。
その他。
マフラー根元にご注目。Am842は太くなっています。ちょっと見ただけでは見落としてしまいそうな、こんな所まで造りわけているなんて・・・(汗)
総評・・・
手元にやってくるまでは、ディテールの差異はせいぜい塗装違い程度だろうと思っていたのですが、キャブや下回り以外は殆ど造り変えられていて本当に驚いてしまいました。購入して良かったなと改めて思いました。
走行重視のメルクリンといえど、こうして細かいところまでディテールに拘った製品をリリースしてくれるのはユーザーにとっては嬉しいかぎり。会社の状況は決して良くないのかもしれませんが、今後も末永く頑張っていただきたい!
実車は殆ど本線運用に就くことはなさそうなのですが、我が家ではRe421と供に現役で頑張ってもらおうと思います。
ではまた!
Autounionさん、おはようございます。
MaK機関車の詳しい解説をありがとうございます。私も塗装の違いだけかと思っていました。でも、最近は実車に即したディテールが施されていてちょっと驚きです。
こうゆう一見同じで細かに違うのを発見してしまうと、リリースされている全てのモデルの差異を調べてみたくなってしまいます。これは性でしょうか?w
また、新しいMaKが入線したら是非教えてください。
by Akira (2009-11-18 08:17)
納車おめでとうございます
とうとう手に入れてしまいましたね.
それにしても細部に渡るまでずいぶん作り変えられているのですね.
ボンネットの太さ(幅?)まで異なるとは…
ツインファンの方がメカメカしくてカッコいいですね.
こうまで違うと私も比較のためにもう1輌欲しくなってきました.
ちなみに本当なら台車も異なるものが採用されるはずだったんですよ.
次はG2000かAm843(できればBLSカラー)がメルクリンからリリースされることを期待したいです.
by 深山苧環 (2009-11-18 16:56)
Akiraさま
こんばんは♪
箱から出して、いざR4Cと並べてみたらディテールが色々と異なっていてビックリしました。実車自体が違う形式なので、それも当たり前なのかもしれませんがここまで造り分けてくれたとは・・・
Makは、毎年のようにバージョン違いが製品化されて僕のようなマニア?(笑)には嬉しいのですが、購入しようと思うとサウンド付き機関車と同じような価格設定でいつも躊躇してしまいます。このモデルもサウンドさえ付いてくれればなぁと思ってしまったり・・・写真で見る限り、今年発売されたモデルはこれまたR4Cとサイドのルーバー形状が違うような気がしているのですが・・・(汗)
あまり深追いしないように気をつけようと思います(笑)
by autounion (2009-11-18 19:16)
深山さま
とうとう見つけてしまいました☆
塗装違いどころか、細部にいたるまで拘って造られた事が良く解ります。
ちょっとゴツいR4CとスマートなAm842、牽引する貨物の種別によって変えるという楽しみ方も出来ますね!
実は、カタログとモデルでは異なった台車を履いている・・・というか、ダンパーのディテールが省略されているので、その辺も再現していたらまた違った感じが出ていたかもしれません。
>G2000かAm843(できればBLSカラー)
僕も大賛成!この形式なら本線運用OKですし、いまいちバリエーションのないメルクリン製BLSにひと花咲かせてくれそうです♪
by autounion (2009-11-18 19:36)